英語のスキルを活かした副業をしよう!在宅で出来る仕事の探し方も紹介

英語のスキルをお持ちの方は、様々な副業が可能です。

一方で、どのような副業ができるのかわからない人もいるでしょう。

そこで、この記事では英語スキルを活かして副業を始めたい会社員やフリーランスの方向けに、英語で副業をする際のメリットや仕事の種類、具体的な探し方、注意点について詳しく解説します。

英語力を活かして副業する3つのメリット

英語力は副業を考えている人にとって、立派なスキルの一つです。

ここでは、英語力を活かした副業がもたらす3つのメリットについて解説します。

メリット1:比較的に高い報酬を期待できる

英語力を活かした副業は、比較的高い収入を期待できる点が大きなメリットです。

例えば、翻訳であれば1文字あたり1円から5円程度、通訳では1時間あたり5,000円から20,000円程度が一般的です。

Web記事の執筆では1本あたり1,000円から10,000円程度、Webコンテンツ制作やPR記事などの案件では10万円以上になることもあります。

オンライン英会話講師も時給1,200円から2,500円前後が相場とされています。

英語力という付加価値があるため、専門性の高い分野やビジネスレベルの英語力が求められる仕事では、さらに高単価な報酬を得られる可能性が高まるでしょう。

例えば、ITや医療といった専門分野の翻訳や国際会議の同時通訳など、高度なスキルを要する案件では、一般的な案件よりも高い収入も夢ではありません。

メリット2:在宅や隙間時間で仕事を進めやすい

英語を駆使した副業は、在宅や隙間時間を活用して仕事を進めやすいのもメリットです。

大抵の英語を駆使した副業では、スマホやパソコン、インターネット環境があればリモートで対応できるため、家事や育児で外出が難しい方にもおすすめです。

例えば、翻訳やオンライン英会話講師、英語ライターなどは、場所を選ばずに取り組める代表的な在宅副業として知られています。

オンライン英会話サービスでは24時間レッスンを提供しているため、講師は自分の都合に合わせてスケジュールを組めます。

隙間時間を有効活用できるため、本業との両立もしやすいでしょう。

メリット3:働きながら英語スキルを維持・向上させられる

英語での副業は、働きながら自然と英語スキルを維持向上させられる点もメリットです。

英語の勉強をする機会がなかなか作れないという方でも、副業で英語が必要な状況になることで、実践的な英語を学べます。

翻訳やライティング、オンライン英語講師などの仕事は、英語が必要となる機会が多いため、継続することで総合的な英語力が鍛えられるでしょう。

また、本業では経験できない分野の英語に触れることで、新たな知見が生まれ、キャリアの選択肢が広がることも少なくありません。

【種類別】英語スキルでできる副業の具体例

英語スキルを活かせる仕事は、条件によって様々です。

ここでは、英語力を活かした副業の具体的な種類と、それぞれどのようなスキルが求められるのかについて詳しく解説します。

通訳:高い英語力でイベントや会議をサポートする

通訳は、高い英語力とコミュニケーション能力を活かして、イベントや会議などの場で言葉の橋渡しをする仕事です。

同時通訳と逐次通訳の2種類があり、同時通訳はリアルタイムで、逐次通訳は話者が話し終えるごとに通訳を行います。

英語力が求められるため難易度は高いですが、その分高単価の案件も得やすいでしょう。

なお、国際的なイベントやビジネス会議、商談など多岐にわたる場面でも需要があります。

英語力に加え、専門分野の知識や状況判断能力、円滑なコミュニケーションを促すファシリテーションスキルがあればさらに活躍の場が広がるはずです。

翻訳:専門知識と組み合わせ高単価を狙う

翻訳は英語を使った副業の中でも特にメジャーな仕事の一つです。

日本語から英語への英訳、または英語から日本語への翻訳があり、ビジネス文書やマニュアル、契約書、書籍、映像コンテンツなど、幅広い分野でニーズがあります。

特に、医療や薬学、法律、ITといった専門知識を要する分野の翻訳は、一般の翻訳よりも高単価となる傾向があります。

例えば、技術文書の翻訳や学術論文の英訳などは、高度な専門性が求められるため、高い報酬が期待できるでしょう。

文字単価やワード単価で報酬が決まるため、英語力に加えて専門分野の知識を組み合わせることで、高単価を狙うことも可能です。

翻訳ツールの使用を推奨している案件も存在し、比較的英語力に自信がない方でも始めやすい案件もあるため、気になる人はぜひ挑戦してみましょう。

オンライン英語講師:自分の都合に合わせて教える

オンライン英語講師は、自宅からインターネットを通じて英語を教える仕事です。

学生から社会人といったビジネスパーソンまで幅広い層が対象となり、英語を教えるだけでなく、海外の人に日本語を教える際に英語を活用するケースも見られます。

オンライン英会話サービスの多くは24時間サービスを提供しており、自分のライフスタイルに合わせて自由にレッスンを開講できるため、隙間時間を有効活用したい方におすすめ◎

講師経験がなくても、英語力があれば始めることが可能で、充実したマニュアルやサポート体制が整っているサービスもあります。

なお、TOEICや英検のスコアは必須ではない場合もありますが、高いスコアを保有していると他の講師との差別化につながり、より様々な生徒から選ばれやすいです。

また、幼児向けの英語教授資格(J-SHINEやTECSOL)や大人向けの資格(TESOL)を取得することで、さらに専門性を向上させることもできるでしょう。

英語ライター:Webサイトの記事やブログを執筆する

英語ライターは、Webサイトの記事やブログの執筆を通じて英語力を活かせる副業です。

英語での記事作成や英文メールの代行など、多岐にわたる業務があります。

特に、Webメディアの普及に伴い、英語での記事作成の需要は高まっています。

日本の文化や製品を海外に発信する記事、外国人観光客向けの情報サイトなど、様々なジャンルのライティング案件を得ることが可能です。

英語の中〜上級者であれば、自身の英語学習経験を活かして、英語学習に関するブログを運営し、広告収入やアフィリエイトで収益を得ることも可能でしょう。

報酬は記事1本あたりで決まるため、Webライティング特有のSEOを意識したキーワード選定や読者意図を捉えたタイトル設定などのスキルを習得したい人にも良いでしょう。

観光ガイド・接客:コミュニケーション能力を活かす

観光ガイドや接客業は、高いコミュニケーション能力と英語力を活かして外国人観光客をサポートする仕事です。

日本を訪れる外国人観光客に対して、観光案内をしたり、日本の文化を伝えたりするツアーガイドの仕事や、飲食店やホテルでの英語対応などがあります。

外国人観光客の増加に伴い、これらの仕事の需要は右肩上がり。

ツアーガイドの場合は観光地の詳細な情報を収集し、わかりやすく伝える能力やスケジュール管理能力も必要になる分、仕事の幅も広がりやすいでしょう。

直接外国人の方とコミュニケーションを取りたい方や、日本の魅力を発信したい方におすすめの副業です。

また、接客のアルバイトでも、英語対応ができることで時給が上乗せされるケースもあります。

海外商品の買い付け・販売代行:リサーチ力を発揮する

海外商品の買い付けや販売代行は、リサーチ力と英語力を活かして行う副業です。

海外のオークションサイトで商品を輸入したり、日本の製品を海外に輸出するサポートを行う仕事などが挙げられます。

具体的な仕事内容としては、商品の出品登録や発送伝票の作成、商品のリサーチなどが主。

越境ECの拡大や企業の海外進出が進む中で、輸入元や輸出先の開拓、輸出入実務の代行といった企業ニーズが増加しています。

作業マニュアルが整備されているケースもあるため、比較的英語力に自信がない方でも始めやすい副業と言えるでしょう。

なお、市場調査やトレンドを把握するリサーチ力が重要となるほか、海外のクライアントやショップとの英語でのやり取りが発生する場合もあるため、スキルアップしたい人にもおすすめです。

英語の副業案件を見つけるための3つの方法

英語の副業案件を見つけるには、いくつかの方法を知っておくと安心です。

ここでは、初心者の方でも始めやすいものから、スキルアップを目指せるものまで、3つの主な方法を紹介します。

方法1:クラウドソーシングサイトで未経験OKの案件を探す

クラウドソーシングサイトは、英語を使った副業案件を見つける上で非常に便利なプラットフォームです。

「CrowdWorks(クラウドワークス)」や「Lancers(ランサーズ)」などが代表的で、翻訳やライティング、リサーチ、データ入力、英文チェック、営業代行、顧客対応など、多種多様な英語関連の仕事が掲載されています。

未経験者歓迎の案件もあるため、初心者OKの案件から実績を積むのがおすすめです。

案件数も豊富で気軽に始めやすい反面、単価はやや低い傾向がありますが、実績を積むことで単価の高い案件に応募できるようになります。

「Upwork」など海外のクライアントと直接やり取りをするサイトで探してみるのも良いでしょう。

方法2:求人サイトで「副業歓迎」の仕事に応募する

一般の求人サイトでも、英語力を活かせる「副業歓迎」の仕事を見つけることができます。

「Indeed(インディード)」などの求人サイトで「英語副業」と検索すると、オンライン家庭教師や英語学習コンサルタント、オンライン英会話レッスンのサポート事務、経理など様々な職種が目白押しです。

フルリモートや在宅勤務が可能な案件もあり、本業との両立がしやすい点が魅力。

特に、グローバル展開している企業や、外国人顧客を対象としたサービスを提供している企業では、英語力を持つ副業人材のニーズが高い傾向にあります。

まずは募集要項をよく確認し、自分のスキルや経験に合った仕事に応募してみるのがおすすめです。

方法3:スキルシェアサービスで自分の知識や経験を売る

スキルシェアサービスは、自分の知識や経験をサービスとして出品し、それを必要としている人に購入してもらうプラットフォームです。

「coconala(ココナラ)」や「TimeTicket(タイムチケット)」などが有名で、翻訳や通訳はもちろん、英語の勉強方法のアドバイス、留学相談、英文添削など、多様な英語関連のサービスを出品できます。

ここで挙げたサイトは自分でサービス内容や価格を自由に設定できるため、自分の得意な分野や専門性を活かしやすい点が魅力と言えるでしょう。

特に、人に教えるのが得意な方や特定の専門分野がある方におすすめの方法です。

外国人や海外在住のフリーランスが登録している「Workshift」や翻訳専門の「gengo」など、言語スキルに特化したサービスを利用するのも良いと思います。

英語で副業を始める前に確認すべき注意点

最後に、英語で副業を始める前に確認すべき注意点について見ていきましょう。

会社の就業規則で副業が禁止されていないかチェックする

副業を始める前に、まず会社の就業規則を確認することが重要です。

日本では労働時間外の活動は原則として自由とされていますが、企業によっては就業規則で副業を禁止している場合があります。

副業が禁止されていなくても、事前申請が必要なケースもあるため、必ず確認しましょう。

就業規則に違反した場合、懲戒処分の対象となる可能性もあります。

ただし、副業が一律に禁止される規定は無効と判断される可能性があり、会社の業務に支障が出る場合、会社の信用を害する場合、同業他社で働く場合、営業秘密の流出が懸念される場合などに限り、副業を制限できるという認識が一般的です。

トラブルを避けるためにも、事前に会社に確認し、適切な手続きを踏むと良いでしょう。

副業所得が年間20万円を超えたら確定申告を忘れずに行う

副業で得た所得が年間20万円を超える場合、原則として確定申告が必要です。

これは所得税に関するルールであり、副業所得が20万円以下であっても、住民税の申告は別途必要となるため注意しましょう。

確定申告を怠ると、無申告加算税や延滞税、重加算税といったペナルティが科せられる可能性があります。

医療費控除や住宅ローン控除などを受けるために確定申告を行う場合は、副業所得が20万円以下であってもすべての所得を申告する必要があります。

また、インボイス制度に登録している場合は、副業の所得が20万円以下であっても消費税の確定申告が必要(副業の収入から経費を差し引いた所得で20万円を超えるかどうかが判断基準)です。

そのため、まずは帳簿をつけて収入と経費を正確に把握し、必要に応じて税理士に相談することも検討しましょう。

英語力に加えて専門分野のスキルを磨く

英語を使った副業で高単価案件を獲得し、継続的に稼ぐためには、単に英語力があるだけでは不十分な場合があります。

英語力に加えて、特定の専門分野のスキルを磨くことが重要です。

例えば、翻訳の仕事であれば、医療、法律、IT、金融など、特定の分野の専門知識があることで、より高単価で専門性の高い案件を受注できる可能性が高まります。

また、オンライン英会話講師であれば、幼児教育の資格やTESOLなどの英語教授法に関する資格が強みとなることもあるでしょう。

英語力はあくまでスキルのひとつであり、競合も数え切れないため、他の人との差別化を図るためにも自身の強みとなる専門分野を見つけ、スキルを磨き続ける努力が重要です。

まとめ

英語スキルを活かした副業は、高報酬が期待でき、在宅や隙間時間で仕事を進めやすいというメリットがあります。

働きながら英語力を維持・向上させられる点も大きな魅力です。

翻訳、オンライン英語講師、英語ライター、通訳、観光ガイド、海外商品の買い付け・販売代行など、様々な種類の副業があります。

これらの仕事を見つけるには、クラウドソーシングサイトや求人サイト、スキルシェアサービスなどが有効です。

副業を始める際には、会社の就業規則を確認し、副業所得が年間20万円を超えたら確定申告を忘れずに行うこと、そして英語力に加えて専門分野のスキルを磨くことが重要となるでしょう。

上記のポイントを押さえて、ぜひ英語を使った副業にチャレンジしてみましょう。

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#カケハシ 編集部

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