副業で月に1万、あるいは月収1万円の副収入を得たいと考えている方は多いのではないでしょうか。
副業で月1万円稼ぐことは十分に可能であり、インターネットを活用したネット副業など、様々な方法でおすすめの仕事が見つけられます。
この記事では、副業で月1万円を稼ぐための具体的な方法やおすすめの副業、仕事の探し方、注意点、確定申告について網羅的に解説します。
無理なく継続して月に1万円を稼ぐための情報を得て、ぜひ副業を始める一歩を踏み出してください。
副業で月1万円を目指すには
副業で月1万の収入を安定して稼ぐことは、多くの方にとって現実的な目標です。
副業で1万を稼ぐこと自体の難易度はそれほど高くありませんが、継続的に稼ぐためにはいくつかのポイントを押さえる必要があります。
ここでは、副業で月に1万円を稼ぐための基本的な考え方や準備について説明します。
目標を明確に定める
副業で月1万を稼ぐためには、まず具体的な目標を設定することが重要です。
なぜ月に1万円稼ぎたいのか、そのお金を何に使うのかを明確にすることで、副業に取り組むモチベーションを維持しやすくなります。
例えば、「通信費に充てたい」「趣味に使うお小遣いを増やしたい」「将来のための貯蓄に回したい」など、具体的な使い道を考えることで、副業への意欲となるでしょう。
目標金額である月1万円を達成するために、1週間あたりや1日あたりの目標金額に細分化するのもおすすめです。
これにより、日々の作業量や時間配分を計画しやすくなり、着実に目標に近づくことができます。
月1万円を30日で割ると1日あたり約333円の収入が必要になる計算。
なかなか実感が沸かない人は、まずは具体的な目標を設定し、達成感を積み重ねていくことが継続して稼ぐためのコツと言えるでしょう。
自身の強みや興味を活かす
副業を選ぶ場合、自分の強みや興味がある分野の仕事を選ぶことが重要です。
得意なことや好きなことであれば、作業自体を楽しめ、モチベーションを維持しやすくなる他、培ってきたスキルや経験を活かせる副業であれば、比較的容易に始めることができ、早期に収入に繋がる可能性があります。
例えば、文章を書くことが好きであればWebライティング、写真を撮ることが趣味であれば写真販売、手先が器用であればハンドメイド作品の販売などがおすすめ！
自分の興味や得意な分野の副業を選ぶことで、スキルアップにも繋がりやすく、長期的に安定した収入を得ることにも繋がるでしょう。
隙間時間を有効に使う
副業で月1万円を稼ぐためには、日々の隙間時間をいかに有効活用するかが鍵です。
本業や家事、育児などで忙しい中でも、通勤時間や休憩時間、就寝前の30分など、細切れの時間を積み重ねることで、副業に充てる時間を確保できます。
特に在宅でできる副業であれば、場所を選ばずに作業を進められるため、隙間時間をより活用しやすくなるでしょう。
スマートフォンやタブレットを活用すれば、外出先でもアンケート回答やデータ入力などの簡単な作業を行うことが可能な他、短時間でもコツコツと作業を続けることで月1万円という目標を達成しやすくなります。
より稼ぎたい人は、隙間時間を効率的に使うための計画を立てて無理なく副業に取り組む習慣を身につけるのがおすすめです。
継続するための工夫
副業で月1万円を継続的に稼ぐためには、いくつかの工夫が必要です。
- 副業に取り組む目的や目標を常に意識し、モチベーションを高く保つ
- 無理のない範囲で作業量やスケジュールを調整し、本業やプライベートとのバランスを保つ
- 作業環境を整え、集中できる静かな場所を確保したり、長時間作業しても疲れにくい椅子を用意したりする
- 同じ副業をしている仲間と交流したり、オンラインコミュニティに参加したりする
⇒情報交換や励まし合いができ、モチベーション維持に繋がる - 目標を達成したら自分にご褒美を与える
⇒楽しみながら継続できる仕組みを作ることもおすすめ
副業は最初はうまくいかないこともありますが、諦めずにコツコツと続けることが、安定した副収入に繋がります。
月1万円を稼ぎやすいおすすめ副業
ここからは、月1万円を稼ぎやすいおすすめ副業について見ていきましょう。
Webライティング
Webライティングは、Webサイトやブログに掲載する記事やコンテンツを作成する仕事。
パソコンとインターネット環境があれば在宅で始められるため、人気の副業の一つです。
初心者向けの案件も揃っていて、クラウドソーシングサイトなどで募集されています。
始めたばかりの頃は文字単価が低い場合が多いですが、経験を積んでスキルアップすることで文字単価を上げ、より効率的に稼ぐことが可能です。
仮に文字単価1円の案件で月に1万稼ぐには、1万文字の文章を作成する必要がありますが、3,000〜5,000文字程度の記事であれば2〜4記事書くだけで稼げます。
様々なジャンルの記事執筆を通して技術や知識、文章力も向上するため、本業に活かせるスキルも身につくでしょう。
筆者もWebライティングでまとまった収入を得て生活しています。
人によっては、本業にすることも可能なため、副業として経験を積む価値はあるはずです。
アンケートモニター
アンケートモニターは、企業の市場調査や商品開発のためのアンケートに回答することで報酬を得る副業です。
特別なスキルは不要で、スマートフォンやパソコンがあれば自宅や移動中などの隙間時間に手軽に取り組めます。
一件あたりの報酬は数円から数百円と少額な場合が多いですが、コツコツと続けることで月に数千円から1万円程度の収入を目指すことができるでしょう。
一見すると「稼げないのでは」と思うかもしれませんが、複数のアンケートサイトに登録することで複数の案件に回答できるようになり、効率的に稼ぐことが可能です。
ちょっとした空き時間を有効活用したい方におすすめの副業と言えます。
データ入力
データ入力は、指定された情報をExcelや専用システムに入力していく仕事です。
パソコンで決められたフォーマットに沿って正確にデータを入力するスキルが求められますが、特別な資格は必要なく、タイピングスキルがあれば始められます。
クラウドソーシングサイトなどで案件を見つけることができ、単価は文字単価や件数によって決まります。
難易度は高くないため、報酬は比較的低めではあるものの、正確さとスピードを意識して効率的に作業することで月に1万円稼ぐことは十分に可能です。
写真販売
写真販売は、撮影した写真をストックフォトサイトで販売する副業です。
風景や人物、素材写真など、様々なジャンルの写真が求められており、スマホで撮影した写真でも販売可能なサイトもあり、趣味で写真を撮るのが好きな方におすすめ。
しかし、写真が購入されるごとに報酬が発生しますが、必ず売れるとは限らないため、安定して月に1万円稼ぐにはある程度の時間と枚数が必要となります。
それでも一度アップロードすれば継続的に収入を得られる可能性がありますし、写真のクオリティやニーズのあるテーマを意識することで、収入アップを目指せるでしょう。
フリマアプリ
フリマアプリは、不要になった私物などを個人間で売買できるサービスです。
スマホやパソコン一つで手軽に始められ、自宅に眠っている不用品を販売することで収入を得られます。
手順はとっても簡単。
販売する商品の写真撮影、説明文の作成、購入者とのやり取り、梱包、発送といった一連の作業を自分で行います。
単価の高いブランド品や状態の良い物を出品すれば、比較的短期間で月1万円を達成できるはずです。
なお、不用品販売だけでなく、安く仕入れた商品を高く販売する「せどり」も行うことは可能ですが、継続的に収入を得るには仕入れルートや市場データの確保、トレンドの把握などが必要となるため、まずは不用品販売から始めてみましょう。
ポイントサイト
ポイントサイトは、サイト内の広告利用やサービスの登録、ミニゲームなどでポイントを貯め、貯まったポイントを現金や電子マネー、ギフト券などに交換できるサービスです。
スマホやパソコンがあれば、移動中や外出中、自宅の隙間時間に利用できます。
なお、効率的にポイントを貯めるためにはアンケート回答だけでなく、アプリダウンロードやネットショッピングなども活用すると良いでしょう。
一つ一つの報酬は限られていますが、複数のサイトを併用したり、効率よく案件を選んだりすることで、毎月数千円から1万円程度の収入を得ることも可能です。
初期費用がかからず、自分のペースでコツコツと取り組めるため、副業初心者にもおすすめの仕事となっています。
その他のおすすめ副業
上記以外にも、月1万円を稼ぎやすいおすすめの副業は多数存在します。
例えば、スキルや経験を活かせるものでは、Webデザインや動画編集、プログラミング、イラスト制作などが代表的です。
これらの仕事は専門的なスキルが必要となる場合がありますが、単価が高く、継続的に取り組むことで月に数万円以上の収入を目指すことも可能です。
クラウドソーシングサイトやスキル販売プラットフォームなどで案件を探せるため、興味がある人はできそうな仕事がないか探してみましょう。
なお、特別なスキルがなくても始められる在宅副業としては、オンラインアシスタントや文字起こし、データ入力、商品の検品や梱包といった軽作業などもあります。
ちょっと変わったものなら、ライブ配信や覆面調査といったものもおすすめです。
まずは自分のライフスタイルや興味に合わせ、無理なく続けられる副業を選ぶことが重要と言えます。
副業で月1万円を稼ぐための仕事の探し方
ここでは、副業で月1万円を稼ぐための仕事の探し方について見ていきましょう。
求人サイト
副業向けの求人サイトや、本業の求人サイトの中に副業可能な案件が掲載されています。
これらのサイトでは、アルバイトやパートといった雇用形態の仕事だけでなく、業務委託や単発の仕事なども見つけることが可能です。
求人サイトは、給与体系や勤務時間、仕事内容が明確に記載されていることが多く、安心して応募できるものも少なくありません。
希望する職種や条件で絞り込み検索することで、効率的に自分に合った副業を見つけることもできるでしょう。
しかし、最近では競争も激化しているため、複数のサイトをチェックしましょう。
クラウドソーシング
クラウドソーシングサイトは、インターネット上で個人や企業が仕事を受発注できるプラットフォームです。
Webライティングやデータ入力、デザイン、プログラミングなど、様々な種類の副業案件が豊富に掲載されています。
初心者向けの簡単なタスク案件から、専門的なスキルを活かせるプロジェクト案件まで幅広く掲載されているため、実力に合わせて選べるでしょう。
なお、登録は無料で、自分のスキルや興味に合わせて自由に仕事を選ぶことが可能です。
実績を積み重ねることで、より高単価な案件を受注できるようになる可能性もあります。
まずはプロフィールを充実させたり、迅速丁寧なコミュニケーションを心がけたりするなど、継続的に仕事を得るための工夫をしてみましょう。
SNS
TwitterやInstagramなどのSNSでも、副業の募集情報を見つけることがあります。
企業や個人が直接ワーカーを募集している場合や、副業に関する情報発信をしているアカウントから仕事に繋がるケースがある他、自身のスキルや実績をSNSで発信することで、仕事の依頼が舞い込むことも珍しくないです。
しかし、SNS上には詐欺案件も紛れている可能性があるため、情報の見極めは必須。
信頼できる情報源から応募したり、事前に相手の情報をしっかり確認したりするなど、注意が必要となるでしょう。
副業に取り組むうえでの注意点
次に、副業に取り組むうえでの注意点について見ていきましょう。
勤務先の就業規則を確認する
副業を始める前に、必ず勤務先の就業規則を確認しましょう。
企業によっては副業を禁止していたり、許可制にしていたりする場合があります。
就業規則に違反した場合、懲戒処分の対象となる可能性もゼロではありません。
副業が認められている場合でも、競業にあたる仕事や、情報漏洩のリスクがある仕事などは制限されていることがあるため、注意が必要です。
事前に就業規則を確認し、必要であれば会社に相談するなど、適切な手続きを踏むことが重要となるでしょう。
副業詐欺に警戒する
インターネット上には「手軽」「高収入」などの言葉で誘い込む副業詐欺が存在します。
「簡単に稼げる」「初期投資をすれば必ず儲かる」といった謳い文句には注意が必要です。
また、登録料や教材費などの名目で高額な金銭を要求されたり、個人情報を不正に利用されたりするケースもあります。
うますぎる話には裏があると考え、安易にお金を支払ったり、個人情報を提供したりしないようにしましょう。
まずは契約内容をよく確認し、不審な点があれば契約しない、あるいは消費者生活センターや警察に相談することが重要です。
本業とのバランスを保つ
副業に時間をかけすぎて、本業がおろそかになってしまわないように注意が必要です。
体力的・精神的な負担が増えすぎると、本業のパフォーマンスが低下したり、体調を崩したりする可能性があります。
無理のない範囲で副業に取り組むこと、適切な休息を取ることは副業の要。
フリーランスをしている筆者も、無理だけはしないように心がけています。
副業に充てる時間や量をあらかじめ決めたり、体調が優れない時は無理せず休んだりするなど、本業とのバランスを意識しながら副業に取り組むことが重要です。
副業と確定申告
最後に、副業と確定申告について見ていきましょう。
確定申告が必要となるケース
会社員などで給与所得があり、かつ副業による所得が年間20万円を超える場合は、原則として確定申告が必要です。
ここでいう所得とは、収入から必要経費を差し引いた利益のことを指します。
例えば、副業収入が30万円でも、必要経費が15万円であれば所得は15万円となり、確定申告は不要です。
しかし、給与を2か所以上から得ている場合や、年末調整がされなかった給与収入と副業の所得の合計が20万円を超える場合は、確定申告が必要となることがあります。
まずはご自身の状況を確認し、確定申告が必要かどうか判断するようにしましょう。
判断が難しい場合は、税務署や税理士に相談するのがおすすめ。
住民税の申告
所得税の確定申告が必要ない場合でも、住民税の申告が必要となるケースがあります。
これは、所得税と住民税で申告の基準が異なるためです。
一般的に、副業による所得が20万円以下で所得税の確定申告が不要な場合でも、住民税に関しては所得額にかかわらず申告が必要となる自治体が一般的です。
住民税の申告はお住まいの市区町村に対して行う必要があり、申告を怠ると延滞金が発生したり、国民健康保険料の算定に影響が出たりする可能性があるため注意が必要です。
なお、確定申告を行った場合は、その情報が税務署から市区町村に連携されるため、別途住民税の申告は不要。
まずは、ご自身の状況に合わせて適切に住民税の申告を行いましょう。
まとめ
副業で月1万円を稼ぐことは、適切な方法を選び、計画的に取り組むことで十分に達成可能な目標です。
本記事で紹介したように、Webライティングやアンケートモニター、データ入力、フリマアプリ、ポイントサイトなど、特別なスキルがなくても始めやすい副業はたくさんあります。
重要なのは自分の強みや興味を活かせる副業を選び、日々の隙間時間を有効活用すること。
また、目標を明確に設定し、継続するための工夫をすることです。
なお、副業を始めるにあたっては勤務先の就業規則を確認し、副業詐欺には十分に注意する必要があります。
他にも、一定以上の所得を得た場合は確定申告や住民税の申告が必要となるため、税金に関する知識を身につけておくことも重要となるでしょう。
まずは月1万円という目標に向けて、今回ご紹介した情報やおすすめの副業を参考に、無理のない範囲で一歩踏み出してみましょう。
